2009年02月19日

 雨ニモマケズ

今思う                  芝木捷子
 今年度も終わろうとしています。年長の子ども達は、カレンダーを見ながら、「あと何日幼稚園に来られるのかな」と話しているのを耳にします。
 子ども達の遊びを積み上げていくことに集中していると、あっという間に日にちが流れていくように感じるのは私だけでしょうか。
先日小田豊先生(国立特別支援教育総合研究所 理事長)の講演の中で、国立特別支援教育総合研究所の方々で作られたもので、作者不詳として紹介されました。

・ 雨ニモアテズ
・ 風ニモアテズ
・ 雪ニモ夏ノ暑サニモアテズ
・ ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ
・ 意欲モナク 体力モナク
・ イツモブツブツ 不満ヲイッテイル
・ 毎日 塾ニ追ワレ テレビニ吸イツイテ 遊バズ
・ 朝カラ アクビヲシ
・ 集会ガアレバ 貧血ヲ起コシ
・ アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテ カエリミズ
・ 作業ハ グズグズ
・ 注意散漫スグニアキ
・ ソシテ スグ忘レ
・ リッパナ家ノ 自分ノ部屋ニ 閉ジコモッテイテ
・ 東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ
・ 西ニツカレタ母アレバ 養老院ニイケトイイ
・ 南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ
・ 北ニケンカヤ ソショウガアレバ ナガメテカカワラズ
・ ヒデリノトキハ 冷房ヲツケ
・ ミンナニ 勉強 勉強トイワレ
・ 叱ラレモセズ コワイモノモシラズ
・ コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ

 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の変え詩なのですが、とても的を得ているものと思いました。
 このような行動は、現在少なからずあることです。困った行動を並べると、このようなことが言えるのだと思います。

子ども達は、幼稚園での遊びはとても元気に自分で考えて進めています。その中で、先生の話を聞くことができ、友達と遊ぶことができ、何をするのも自分の力で活動を進めることのできる子どもがいます。

 先生からも、保護者からも『いい子だね』という見方をされている子ども達です。
 何でもできて、先生をはじめ、まわりの大人からもあまり声をかけられなかった子どもが、ある時気がついたら、とっても頑張っている自分に気づき、いい子・いい人でいることに疑問を感じることがあります。その時になって、自分だけがどうしてというところにいきつき、考えもつかない行動になってしまうことがあります。

 おかしなたとえですが、事件を起こすような人が、いい人だったのに、勉強もできて、友達ともうまく付き合っていたのに等の声を聞くことがあります。それなのにどうしてと考えたとき、本当は我慢して頑張っていた自分に気づくのだと思います。我慢したり頑張ったりしていたことが積もり積もっていたということがあります。

 手のかかる子どもほどかわいい、または、困ったことがある子どもは、手元から離しておくと心配などということがあります。それとは逆に、過保護のために自立心が育たないという子どももいます。その人にとって、ちょうど良い付き合い方というのはとても難しいことです。
 もうすぐ、新年度、新しい園児を迎えます。その子ども達にとって、ちょうど良い接し方を模索していくことになります。
posted by 園長先生 at 15:19| 北海道 曇り| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

おめでとう

 あけまして おめでとう ございます
今年も よろしく お願いいたします。
年が明けて、もう10日になろうとしています。
 冬休みは、地域によって違いますので、なかのしま幼稚園は、1月19日が始業式となっています。長い冬休み、子ども達は、安全で健康に過ごしているかしらと案じております。

 人は、色々な生き方があり、色々な考え方があり、色々な意見があります。
 自分のことでいうと、理想と現実などを考え、折り合いをつけていくのだと思います。
 他人との間では、家族、友達、学校、会社、社会など、相手の状況によって、折り合いをつけていくことが大切になってくるのだと思います。

 折り合いをつけるということは、相手の言いなりにということでもなく、相手と同じにしなければいけないということでもなく、相手を認め、受け入れ、その上で結論が出てくるということです。

 人間性を傷つけることなく、違う考え方もあるということを伝えていくことのできる社会であって欲しいし、自分でいたいと思います。

 今年も1年、「人を大切にしていく」ことを心にとめていきたいと思います。
posted by 園長先生 at 10:39| 北海道 霧| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

もの事の裏表

                     
平成20年が終わろうとしています。年頭には、どんな年にしたいかと考えることより、今年はどんなことができた年、自分にとってどんな年だっただろうかと、思い返してみることが強くなっています。
 
 私にとって、我が園にとって、札幌市私立幼稚園連合会にとって、北海道幼稚園協会にとって、全日私立幼稚園連合会にとって、どんな年だったのだろうと、思いをめぐらせることが多くなってきました。

 一年があっという間に過ぎ、何もしていないようにさえ思います。私達は、年度で考えるわけで、改めて三月まで充実したときにしたいという思いが強くなります。


 子ども達に色々なことを伝えていかなければならないのですが、良いことと悪いことは裏表ということがあります。

1.水遊びは楽しいけれど、水の中で足を滑らせ転んでしまったら、  起き上がるのに時間がかかり、3分も水の中に顔をつけていて、  呼吸をすることができないと、命に関わることになります。

2.雪山で遊ぶのは楽しいけれど、道路の脇にできている雪山は、崩  れたときのこと、また、滑って予想しない落ち方をしてしまった  ら大変なことになります。

3.冬の暖房の火、また、お料理の時に使う火はとても大切ですが、  いたずらに使うマッチやライターの火は、危険なことにつながり  ます。

4.園庭の遊具で遊ぶのは楽しいですが、乱暴な扱いをしたり、ルー  ルを守らないときには、大けがをしてしまうことがある。

5.携帯電話はとても便利なものですが、使い方によっては危険なも  のになります、等上げていくと沢山のことが上げられます。

 便利なこと、良いことをしっかりと伝えることと同時に、裏の部分も伝えていかなければ行けないのだと思います。

 以前問題になりました、箱ブランコが危ないからと、公園や園庭からなくなってしまいました。箱ブランコに乗って遊んでいた子ども達の楽しかった気持ちはどうなるのでしょう。安全に遊ぶためのルールを守っていた子どもは、どうなってしまうのでしょう。

 子どもでも、自分の行動には、責任があると思います。3歳児で、責任も判らない子どもにも、生活していく中で、していいことと、悪いことを判断していく力をつけていくことが大切なことだと思います。
 経験しながら獲得していくことが大切で、危ないからと対象のものや対象のことを排除してしまったら、子ども達は危ないということを意識することもなくなるのです。

 親が、我が子を安全にと思い、危険なもの・不安なことをすべて排除し親の元で生活していたら、子どもは、楽しいこと、便利なことを、自己中心的に考え生活していくことになるのだと思います。

 自分で考え、自分で行動していくことのできる子どもになっていくためには、物事の表も裏も伝えていくことが大切だと思います。

 最後に、皆様揃って、良いお年をお迎え下さい。
posted by 園長先生 at 08:04| 北海道 雨| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月11日

「はい」という返事

二学期になってまもなく1ヶ月になろうとしています。元気に遊ぶ子どもの中に、夏休みの続きをしていたい子どもがごくわずかいます。

 最近「はい」という言葉について考えることがあります。

素直な気持ちで「はい」ということは大切なことなのです。
 「はい」という言葉の後には、わかりました・了解しました、以後気をつけます等の気持ちと言葉がつくのだと思います。
 
 時には「はい」と言わなければその場を通過しないから、「はい」と言っておいた方がよいのかなという子どももいます。

「はい」と言っただけ、後のことなど考えていない、という本音が見え隠れしています。

「はい」という言葉を受け取った人は、「はい」と言ったのだからわかったのだと思いたいのですが、そうならないことがあります。

 言葉は受け取った人のなかで動いていきます。

 受け取った人の都合の良いように解釈されます。

 「はい判りました」となることのできる環境と人間関係を大切にしたいと思います。
posted by 園長先生 at 10:15| 北海道 霧| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

親子の生活

親、特にお母さんの生活状況が、子ども達に大きな影響を与えていることを、子どもの姿から感じていました。

 東北大学病院周産母子センターの太田英伸先生の研究グループでは、妊娠母体の食事スケジュールが胎児の脳内時計リズムに大きな影響があるということを、ラットの実験で突き止められました。

 睡眠などに及ぼす脳内時計は、昼夜の光条件に反応してリズムを形成しているが、今回の研究により、母体が正常な光条件を体験していても、食事を摂るタイミングが不規則になると脳内時計パターンが変化してしまうというものでした。

 ラットの実験によって得られた結果であり、人間のことじゃないからと、軽く受け止めることが出来ないものと感じます。

 子どもが大きくなってから、早寝早起き朝ご飯と言っても、胎児の時から、脳内時計のリズムができ上がっているなら、成長してから子どもの早寝早起きで生活させようと思っても、なかなかできない子どもが出てくるということになると思います。

 気がついたときがよいとき、切り替えていくことができればよいと思いますが、切り替えていくためには、時間がかかっていくことでしょう。最近の子どもの不安定さを感じるとき、親子の関わりを大切にしながら、早寝早起き朝ご飯という規則正しい生活をするなかで、心身の安定を計っていくことを大切にしていただけたらと願っています。


 子ども達は、時にはつつき合ったり、叩き合ったりすることがあります。
 一方的に叩かれ、我慢できなくなって叩き返したところを見て、先生に「おまえはいつも叩いている」と言われるようなことが、毎日何度も繰り返され、「お母さん、僕限界だよ」という小学生がいました。
 
 最初に叩いた子どもには、叩く原因があることと思います。
その原因を考えず、お返しにたたくと、後から叩き返したほうが強く叩くことになる場合があります。
 周りの大人は、強くたたいた方が悪い、また、後から叩いたところだけを見て、お返しに叩いた子どもが悪いということになりがちです。

 どんなに小さな子どもでも、行動には目的があり、結果があります。考え方、行動の仕方について、大人の考えを押しつけるのではなく、その子の行動修正が自分でできるような話をしてあげたいものです。
posted by 園長先生 at 12:03| 北海道 雨| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

母の日

 入園して1ヶ月が過ぎました。入園式は、親から離れることができず、泣き出してしまう子どもも数人いましたが、5月に入ってからは、泣く子どもは、何か困ったことに出くわしたときだけになっています。
 
 11日(日曜日)は、母の日です。現在は、片親家庭が増えていますので、母の日・父の日といっても何もしないご家庭があることと思いますが、母親の代役、父の代役はいることと思います。母親に感謝する日ということであれば、その日を大切にすることはできることでしょう。

 お母さんという歌に、「お母さん お母さん お母さんてばお母さん 何にもご用はないけれど なんだか呼びたい お母さん」という歌があります。この歌詞のように、子どもはどんなお母さんでも、自分のお母さんのことは大好きなのです。

 家庭の中で、子どもがお母さんとどのように生活してきたかということは、子どもの人間としての成長に大きく関わってくるものです。
 
 最近子どものあそびを見ていて感じますが、子ども達の中には、「自由に遊びましょう」というと、何をして良いかわからなくなる子どもがいます。

 幼児だから親のいうとおりにしていると、いい子としてみてもらえるのでしょう。

 5歳になっても、どのように遊んだらよいのかわからず、先生の側にいて指示を待っている、先生の声がけを待っている子どもがいます。

 指示を待っている子どもの中に、自由に元気に遊べることはいいなと思いながら、自分は自発的に遊ぶことが出来ないもどかしさを感じている子どももいます。
 指示をして欲しいと願っている子ども達に、少しずつ考え方を伝えながら、自発的な行動が取れるようになって欲しいものと考えています。

 母の日を迎えるにあたり、いつまでも子どもが大好きなお母さんでいていただきたいと思います。
posted by 園長先生 at 17:30| 北海道 曇り| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月21日

今想う

どこかで春が生まれてるの歌のように、雪の中にも春がすぐそこまで来ているという感じの今日この頃です。

幼稚園に通園している多くの子ども達は、親の保護のもとで安全に生活していることと想います。3学期始まってすぐに子ども達の顔を見ると、顔色は青白く、目の下には青い色のクマができている子どもがいました。この子達は冬休みどのような生活をしていたのだろうかと、考えてしまいました。

ご飯を食べてこなかった人と聞いてすぐに手を挙げるのは、3歳の子どもや4歳の子どもの中でも幼い子ども達です。5歳.6歳の子どもになると手を挙げることもなく、周りの人の顔を見ています。
食べてこなかったと言わない方がいいなと想っているのだということがわかります。話を聞きながらあくびをしている子どもが沢山いました。
子ども達は、親と共に生活していることは心地の良いことなので、遅くまで起きていて、一人で遊んでいても、親と一緒に生活しようとすることでしよう。

子ども達にとって、心身を育てていくためにも、早寝早起きをすることが大切なことです。子どもの脳は、寝ている間に育つといわれます。寝る子は育つということが科学的にも、立証されています。

しかし、あまり身体を動かして遊ぶことが少ない子どもは、夜になっても眠くならないのです。8.9時になって眠くなるような遊びをすることが必要なことです。いつまでも寝ないのです、という子どもは、身体を使って遊ぶことが少なくて、眠たくならず、朝も早く起きられない、活動するのに時間がかかる、ものごとに集中するのに時間がかかるという悪循環になってしまいます。

子どもが早寝早起きができないというのは、親の生活の仕方が関わってきます。子どもと一緒の時間に早寝しましょうとは言いませんが、早寝早起きのできる環境を作っていくことが大切です。

食事というのは、親の好みがそのまま子どもの好みになってしまいます。母親の好みによって、食事の内容が決まってくることでしょう。また、父親の好みだからと用意されるものもあると思いますが、おおよそ、母親の好みによるところが多いようです。身体のために・成長期に大切だからと献立を考えるような親になって欲しいものです。
早寝早起き朝ご飯という当たり前のことが、今はできなくなっているのです。個人を重視し、その人がやりたいようにするのが一番よいと考えがちですが、自由にすることで不自由になることもあるのです。今一度、早寝早起き朝ご飯と言われていることの意味を考えてみたいものです。
posted by 園長先生 at 11:22| 北海道 霧| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

子どもに大切なこと

 今年は、インフルエンザがいつもより早くはやり始め、小学校の学級閉鎖があり、幼稚園でも何人かの子どもがかかったことと思います。沢山の子ども達が集団生活をする中では防ぎようのないところもあり、でも沢山の子ども達に移らないように、配慮したいことです。
 
 東京都では「子どもの生活習慣確立プロジェクト」を立ち上げ、見直そう子どもの生活習慣ということをテーマにいろいろなことを試みています。
その一つに、「見直そう、親子の生活習慣」小学校入学までに八つの生活習慣を身につけようというものがあります。
@早寝早起きー早寝早起きは、正しい生活リズムの基本。起きる時刻、寝る時刻を決めて、リズムを整えましょう。
A挨拶をするー挨拶はコミュニケーションの第一歩。家族はもちろん、周りの人たちにも、元気な声で挨拶しましょう。
B朝ご飯を食べるー朝ご飯は一日を元気にスタートするためのエネルギー源です。朝ご飯を必ず食べる習慣を身につけましょう。   
Cトイレの習慣を身につけるー1人でトイレを済ませられるようになりましょう。朝にうんちをすることが習慣になるといいですね。
D元気に外で遊ぶー天気の良い日には、屋外で遊びましょう。
E手洗いをするー外から帰ってきたら、手を洗いましょう。身体を清潔に保つことは、健康な生活を送るために大切なことです。
Fテレビやゲームの時間を決めるー一日のうちで、テレビを見たり、ゲームをしたりする時間を、家族と一緒に決めましょう。
G自分で着替えをするー朝起きたときやお風呂に入るときなど、自分一人で着替えができるようになりましょう。
などが上げられていました。

 生活していく上では、当然と思うことなのですが、生活習慣が身につけられていないために、このように伝えなければならない社会になっているということです。
 幼稚園にいる年長の子ども達は、このようなことは習慣付いていると思いつつも、親の都合でできていないこともあるのかしらと想像します。

「先生、僕のお母さんしつこいんだよ。何回も同じことを言うんだよ。おばあちゃんのうちに行ったら、しつこく言わないんだよ」という子どもには、「お母さんは早くして欲しいから、するまで何度も何度も言うことになると思うよ」と話しました。また、自分の家にいるときと、ご実家に行ったときの親の注意の仕方が違うということから、親の態度の違いを感じています。

 子ども達は、身体を使って運動量の多い遊びをあまりしていないように感じます。どこかに出かけて何かをすることが遊びとなっていて、公園などで友達同士身体を使って遊んでいる子どもは少ないと思います。それは安全管理ということからも避けられていることかもわかりません。
 子ども達が物にぶつかる、転んで顔を怪我する、など十分身体を動かしていると怪我に結びつかないようなことでも、怪我をしてしまうということがあります。

 子どもが育つということは、じっと見ていれば良いというものではなく、手をかけ、言葉を掛け、気をかけていく、そのもの、年齢によって接し方が違ってくると思いますが、個人を認めその上で接し方を考えていくことのできる親、大人が子どもにとって大切なのだと思います。
posted by 園長先生 at 17:27| 北海道 曇り| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月22日

子育て5

抽象的な表現ではなく
具体的にほめて、叱ってあげて

 子どもの叱り方で悩んでいるお母さんは多いと思います。しかし、叱る、叱らないということの前に、自分の子どもが、どんな子どもに育っているのかを知ることの方が大切なのではないでしょうか?
 そして、子どもを叱るときもほめるときも、大ざっぱな言葉、抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉を使って子どもを叱ってあげてください。ほめてあげてください。「だからだめなのよ!!」では子どもの人格そのものを否定することになりかねません。「すごいね。」だけでは子どもはちっともうれしくありません。
 「ここがこうだったからいけなかったかも知れないね」という言葉だから、子どもにどこが悪かったのか伝えられることができるのです。「これがこうだからすごいよね」と言って初めて、子どもはお母さんにほめられてうれしいという気持ちになれるのではないでしょうか。

おわり
posted by 園長先生 at 14:06| 北海道 曇り| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月21日

子育て4

愛しているから真剣になる
それは虐待ではない

 自身が子どものころ、親から虐待を受けていたというお母さんから相談を受けたことがあります。その人は「自分の子どもには、ぜったいそんなことはしたくないと思っているのに、子どもに手をあげてしまっている自分にハッと気づいてしまうことがある」と言いました。自分がされてあんなに嫌だったことを、いつの間にか、子どもにしてしまっているのではないだろうかと恐れているのです。
 私は、子どもを厳しく叱ることは、必ずしも間違いとは思いません。むしろ場合によっては、厳しくすることが必要であり、愛情だと思っています。それは、絶対やめさせたい危険なこと、命に関わるようなことに対してです。例えば子どもが周りを見ないで道路を横断しようとした。これは二度とさせてはならないことです。それを子どもにきちんと理解させなければなりません。その際に、思わず手をあげてしまうこともあるかもしれません。しかしそれは、そうしてでも子どもに伝えなければならないことなので、やむを得ないこと。そのせいでお母さんが自己嫌悪に陥る必要は全くないのです。

つづく
posted by 園長先生 at 14:55| 北海道 曇り| 今思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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